老婆心抱いて若者に物申したくなったら

私は33歳である。

 

若くはない。世間ではおばさんに分類されるだろう。

 

私自身としては心身ともに成熟した大人の女性の自覚はなく、え?33年も生きたんだ!すご!高校生の2倍、そんな成長してる?て感じだ。まあ自覚はあんまりない。

 

それでも20代には無かった腰痛を覚え、代謝が落ちて太り知らずだった体も下半身を中心に丸くなってきた。あと日に日に顔も変わってゆく気がする。悲しいけれど仕方がないね。人は老いに勝てない。健康を損なわない程度に現状維持しようと思う。

 

さて、精神的におばさんになったなぁと思う出来事も色々あるのだけど、私が思うポイントの1つは「老婆心から」見知らぬ若者に一言物申したくなったら、だと思う。

 

若者数人がこれってどうなんだっけ?と会話してたとして、若いうちは答えを知っていても割って入って話しかけたり出来なかったが、今はむしろ進んで話しかけてる。時短時短。おばさんである。

 

話しかけるまで行かなくてももっとこうしたらいいのに!と思うことがある。その1つはもっと若いうちしか着られない服着たらいいのに、だ。

 

最近はノームコアブーム?なのかな?

わりと襟がつまった無地Tシャツを股上の深めなデニムにINしたり、ロングスカートとかとにかく体の線を出さない、ロング丈の服を着てる人が多い。

 

みんな好きな服着たらいいと思う、

 

でもショートパンツとか、首筋やデコルテ出したりとかは私が思う若者特権のファッションなのでもったいないなとも思う。余計なお世話なのは百も承知だ。

 

若いうちは性的な目で見られたくない!と思ってたので私自身体の線を隠したりもしたけど。

 

露出関係なしに若い人うちしか似合わない服って確かにあるのだ。

 

もちろんいくつになっても着たい服を着たらいいと思う。でもそのうち入らなくなったりもするし、入っても顔と服がなんか合わなくなる。これほんと悲しいけど。

 

思えば20歳前後の頃、ベージュとかグレーばかり着ていた私に「もっと綺麗な色の着たら」とか「首にシワないんだかららタートル着なくてもいいじゃん」と母から言われて「うるさいな~」と思っていたんだが、今私は母と同じようなことを思っている。

 

お節介だね。

おばさんになったなぁ。