凹んだこと
前のブログからかなり時間が経っていてびっくりした。もう21年9月。21年度の半期も終わろうとしてる。嘘でしょ?
さて春ごろに結婚した。
一人っ子で一人暮らししたとて孤独より自由の喜びが勝っており、果たして結婚してうまくやっていけるのか心配だったがところがどっこい楽しくやっていた。
やっていた。過去形。先日〜今日にかけてすこぶるしんどい。しかもしんどさが続きそうときた。つらいつらーい。消えてなくなりたいよ。
理由は人によっては些細なことかも。言葉にすると陳腐だが性生活の不調、不一致、不完全さ。なんだか恥ずかしい上に情けないな。原因は私にあると思う。挿入できない。
30代も半ばなんだが今まで夫以外で付き合った人は一人。その人とも上手くいかなかった。めちゃくちゃ痛いのだ。あと触れられると心地いいなぁと思うが我を忘れるほど快楽に溺れたことがない。なんていうか常に冷静な自分がそばにいる感じ。みんなは違うのかな?あんまり友達と性関係について話す機会がなくて話せない。話せば普通に話せるかなぁと思うのだけどなかなか踏み込めていない。みんなどんなふうにしてるのかな、とかいい歳して思う。
夫は残念そうにはするものの、優しいので無理やり突貫工事しようとしたりはしない。ありがたいやら申し訳ないやらの状態が続いて今にいたる。
正直何事も慣れで、私はこの状況にも慣れてしまっていた。そしてここ1ヶ月仕事が立て込んでいて疲れ果てて早々に寝てしまってたのでそもそも機会がなかった。仕事を言い訳にしてた自覚はあるがまぁこんなもんかくらいに考えていた。が、彼はめちゃくちゃ悩んで疲れていた。ここ2ヶ月くらい真剣に悩んで彼自身に問題があり、それに向き合ってないのではとまで思い悩んでた。めちゃくちゃびっくりしたし何だがショックだった。いや、ショック与えてるのは私なんだけどね。
セックスうまく行かないこともしんどい。でも主な原因は私にあるにも関わらず彼の自信を喪失させてたり、そこに至るまでの思考プロセスが私がここ半年程度一緒に過ごして「こういう人なんだろうな」と思ってた人物像と乖離してたことの方がもっとショックな気がする。気にすべきとこここじゃないんだけどさ。
昔から友達や家族など近しい人の人となりをわかった気持ちになっていて、それが「わかったような」気持ちだともわかっているのに、いざ本人の気持ちとの乖離を目の当たりにするとすごく寂しくなるし、見てはいけないものを見たような気持ちになるのだ。
そんなの当たり前、本当の気持ちは本人にしかわからないのにね。混乱してて本人すらわかってない私みたいな人もいると思うけど。
なんかセックス問題そのものより、その方にショックを受けたのだ。そのことに対しても私は自分勝手だなぁと思う。とにかく情けないやら悲しいやら自分が嫌になる。そんでも生きていかなければいけないとしんどいよな〜
生活は続く
結婚することになりそうだ。
何事もなければすると思う。多分。
結婚も出産も安定よりリスクの方が大きそうでしたくない、というかなーんにもしたくない。
本音では今もそうだと思う。てかそうだ(反語)
正直初対面では外見がタイプではなく、今日のお見合いも消化試合かしら思っていた(何様)
でも話してみると楽しく、私が今まで婚活戦線で出会ってきた人に割と多い斜に構えた感じがなくて、一言で言うと感じが良い人だった。
お互い趣味の話でヒートアップしてしまい、その話だけで終了を何度か経過して「友達かな~」と思ってたころに真剣交際のお誘い。正直びっくりした。結婚のケの字も話に出てきてなかったからだ。
担当に話すとそれはちゃんと話してから考えるべき!と言われたので話してみたところ生活する上での価値観が合いそうだった。上手くやっていけそうかなと思ったのが決め手だ。
遅刻しないところもよい。今、私はけっこう彼のことが好きだと思う。燃え上がるような感じではなく、じんわり温かい感じだ。
結婚、ゴールじゃないもんな。生活は続くから、うまく家庭を回せる相手をパートナーにしたいなと思ってる。
ロマンティックでは無いけれども。
さてどうなるやら。
老婆心抱いて若者に物申したくなったら
私は33歳である。
若くはない。世間ではおばさんに分類されるだろう。
私自身としては心身ともに成熟した大人の女性の自覚はなく、え?33年も生きたんだ!すご!高校生の2倍、そんな成長してる?て感じだ。まあ自覚はあんまりない。
それでも20代には無かった腰痛を覚え、代謝が落ちて太り知らずだった体も下半身を中心に丸くなってきた。あと日に日に顔も変わってゆく気がする。悲しいけれど仕方がないね。人は老いに勝てない。健康を損なわない程度に現状維持しようと思う。
さて、精神的におばさんになったなぁと思う出来事も色々あるのだけど、私が思うポイントの1つは「老婆心から」見知らぬ若者に一言物申したくなったら、だと思う。
若者数人がこれってどうなんだっけ?と会話してたとして、若いうちは答えを知っていても割って入って話しかけたり出来なかったが、今はむしろ進んで話しかけてる。時短時短。おばさんである。
話しかけるまで行かなくてももっとこうしたらいいのに!と思うことがある。その1つはもっと若いうちしか着られない服着たらいいのに、だ。
最近はノームコアブーム?なのかな?
わりと襟がつまった無地Tシャツを股上の深めなデニムにINしたり、ロングスカートとかとにかく体の線を出さない、ロング丈の服を着てる人が多い。
みんな好きな服着たらいいと思う、
でもショートパンツとか、首筋やデコルテ出したりとかは私が思う若者特権のファッションなのでもったいないなとも思う。余計なお世話なのは百も承知だ。
若いうちは性的な目で見られたくない!と思ってたので私自身体の線を隠したりもしたけど。
露出関係なしに若い人うちしか似合わない服って確かにあるのだ。
もちろんいくつになっても着たい服を着たらいいと思う。でもそのうち入らなくなったりもするし、入っても顔と服がなんか合わなくなる。これほんと悲しいけど。
思えば20歳前後の頃、ベージュとかグレーばかり着ていた私に「もっと綺麗な色の着たら」とか「首にシワないんだかららタートル着なくてもいいじゃん」と母から言われて「うるさいな~」と思っていたんだが、今私は母と同じようなことを思っている。
お節介だね。
おばさんになったなぁ。
そのぶどうは酸っぱいのか
33歳になった。
33歳の今日も独身、子どもはいない。
中高大時代、仲の良い女友達で結婚してないのはあと1人だけだ。
20年来の女友だちのほとんどが私のよく知らない男性(結婚式で会った程度しか知らない)と家庭を作っているのは、なんて言うか不思議である。授業中眠り姫って呼ばれてたあの子が結婚???え?て感じだ。
何人かは子どもを産んだ。つるつるしてて可愛い子たち。健やかに育って欲しい。
さて前回からかなり間が空いたけど、その間に私は一念発起して結婚相談所なるものに入った。
前の恋人と別れてから一人でいるのが怖くなったからだ。具体的に言うと世間体が怖かった。みんなが出来てることが出来ないって思われるのが怖かった。
素敵だなと思う人がいても、上手くいかなかった。時間の無駄だった。合理性を追求したい。相談所入ろうって流れだ。当時は筋道たててたつもりだったけど今振り返るとめちゃくちゃだ。
途中で数えるのをやめてしまったが入会後そこそこの数の男性とお見合いし、何人かと食事に行き、うち1人とは「真剣交際」した。
その人が好きだったかと聞かれると、始まった当時は「好きになれるかもしれない」で、終わる頃には100%「NO」というかむしろ嫌いになってしまった。付き合うべきではなかったと思う。
思えば最初から彼のこと「悪くないな」としか思えなかった。めちゃくちゃ嫌なやつだね私。
容姿、収入、学歴もそこそこ。
タイプじゃないけど悪くない。ちょっと喋りづらいタイプだけど人見知りしてるのかも。仲良くなれるかも。一緒にいて嫌ではないから好きになれるかも。悪くない。
なんとなくだけど向こうもそんな感じだったと思う。好意って言葉の端々や視線、態度に出るものだと思うけど彼からはそれがなかった。待ってたら出るかなぁと思ったがいまいち出ない。女性慣れしてないタイプ(モテない自虐してくる)だから上手く出せないのかな?出してくれたらまぁ受けてあげてもいいよ。そんな感じ。うわぁめっちゃ感じ悪いな。
でも時間無駄にしたくないから、仮交際から何度会えばいいわけ?と思い担当に軽く相談したら「お気持ち確認」しましょうと言われた。私は天皇か?もちろんんなわけなく要は彼が私をどう思ってるか担当経由で聞いてくれるってことだ。
正直、悪くない程度なので、そんな告白じみたことするわけ?え、私が好きみたいじゃん…と思ったが、奥手そうな人だし、このくらいパンチきかせた方がいいのかな、じゃあお願いします!!!ときいてもらった。
結果は向こうも私を好ましく思ってる、との事。その後食事に行く約束をして、「あー告白とかされちゃうんかなぁ」と思ってから、先方からは「じゃあ真剣交際ってことで…よろしく」としか言われなかった。彼からしたら私からの告白を受けたつもりなんだろうね。私はあなたのことはそれほどなんだけど…まぁ悪くないしいっか。結果(結婚)が大事なんだし。
前回の反省からとにかく実際会おうと思ってた。物理的な距離は心の距離だと信じて。でもだんだん彼から連絡が来なくなり、休日の予定も丸投げ、明日早いからとすぐ解散になる…などなどやる気消失サインが凄かった。
私はと言うと問題解決に向けて相談所担当に相談したり、友達に愚痴を言ったりしていたけど、心のどこかでこりゃ無理だな~と思いつつ、認めたくないって感じだった。だって「悪くない」程度の人にぞんざいに扱われるなんてプライドが許さないから。
友達にもうお見合いしたくないから付き合っている、と正直に言ったらそれは本当に良くないね、相手にも失礼だよと言われた。うん。そうだね。あなたが100パーセントただしいよ。でもあなたは私じゃないから私の苦しさなんてわかんないでしょ。と内心怒ってた。友達が親切で言ってくれてるのも分かってたけど。
そんなこんなでもう思考回路はショート寸前、せめて彼の腹の中を知ってから別れようと思って会う約束を取り付けた。
でも時間が近づくにつれ気分が悪くなり、会いたくない気持ちが強くなり、結局当日ドタキャンして電話した。そんで聞いた。
結婚する気あんの?と。
しばらく沈黙の後、正直今のままでは考えられない、って言われた。ですよね…て感じ。
なにか気になることあるわけ?ときいた。後学のために彼が私に引っかかるところとか聞こう、辛いけど今後のために直そうって思ってたけど、次の瞬間どうでも良くなった。
「子ども欲しいの?」
なんだコイツ…
今まで会った時に将来設計的なこと聞いてもはぐらかして、自己開示しない、手も繋がない、夜は残業大変アピールで会えない、金曜の夜になっての明日どうする?は止めてとお願いしても直らず、デートプランは私に丸投げなのに、他色々ある中で子ども?あんた自分の精子の状態検査した上で私にきいてんの?はぁ?なんなの?とか一瞬にして色んな思いがかけめぐり、あーーあ無理だと思った。
なんて答えたか忘れた。え、それ?笑とか言ってしまったかもしれない。
ともかくそんでもうこの人になんて思われても知るかよ、気持ち悪、一刻も早く別れたい!と思い適当に話して電話を切った。
清々しい気持ちだった。
清々しさは基本今も継続してる。半年以上経つのに開放感がすごい。もう無理しなくていいんだなと思ったらとても嬉しかった。
彼にとっても私は悪くないからスタートして悪い、になったんだと思う。理由は知るかよだけど、あえてその質問してくるってことは私が子ども持つことに積極的じゃなかったからかもしれない。想像だけど。
真剣交際スタートした日にお互い気になること質問したのだけど、子ども欲しいかと聞かれ、正直よく分からないと答えた。だって子どもは授かりものだから。いたらいいなとは思うけど、望んでも手に入らないかもしれない。私は32歳だったし、若いとは言えないので産めないかもしれないと思ったから。
それとさ、これは言わなかったけど子どもってキャベツから出てきたりコウノドリが持ってくるわけじゃないじゃん?となると目の前のあなたと寝るってことだけどまだ想像できないんですけど…あなたがどんな字書くのかも知らないんだからって思った。
その時はそうだね、で会話終わってたけど、彼はそこが引っかかるポイントの1つだったのかもな。知らんけど。
私の上記最低な自己中エピソードを元に1つ自己分析して分かったことをいいます。
私は子どもを持つために結婚出来ないし、結婚するために人と付き合えないなってこと。
自分のことロマンチストじゃないと思ってたけどある程度顔が好きとか性格がすきとか何かしらロマンないと無理、ギリギリハグぐらいまで出来てもキスしたくないし、セックスなんて拷問。
やってしまえば慣れるよ好きになれる!という友達もいるけどなんだかとてもそうは思えないのだ。
最近は私のような自己愛が強い人間が子ども持つと子どもを自分の分身とか持ち物のように感じて支配したがるだろうなって思ってますます子どもを持つことに消極的になった。33歳だしね。痛がり屋だから不妊治療に耐えられない気がする。性格的になんで女ばっかり!私ばっかり!てキレそう。てか不妊治療してないけどこの点はいつでもキレられる。
でも何を言ったところで、結局酸っぱいぶどうなのかなとも思う。そう思うと急にあたりが真っ暗になったような、重苦しい気持ちになる。
足元を照らす光が欲しい。
でも私にとってそれは結婚じゃないんだろうな。生きてる間に見つけられるのだろうか。
反抗期
G
GWである。
うちの庭では草花がすっくと太陽の方を向いてたくさん咲いている。
なんか…トトロ来たんか…?
っていうくらい育ってる。アカンアカン。
さて、暖かくなるとヤツらが来るよね。
G…!
イニシャルG…!
そう。黒光りしてカサカサ素早く動く地球最強生物。
名前を言ってはいけないヤツら。
3年ほど前から実家で一人暮らししてまして、それまで家族と住んでた時もちょいちょい出てはいたらしい(母談)のだけど、遭遇率が低かったんです。
なので油断してた。
いるんだよね。どこにでも。
前置き長くなったけど、Gとの遭遇について語らせて欲しい。
あれは2年前の夏。
仕事帰りにスーパーでアボカドを買った。
アボカド丼を作るため。
ご飯炊いて、アボカドくり抜いてマヨネーズと豚肉乗せて。冷める前に食べようと洗い物は放置して食べた。うまいうまい。
さて片付けるか〜って流し場に行ったら…
いた。
まな板の上に。
アボカドくり抜いて放置した計量スプーンの上に。
生まれて初めて、誰に聞かせるためじゃなくても人って叫ぶんだって知った。叫びました。
文字に出来ない叫び声がでた。
Gもビクゥッてしてた。
こっから引き返して30分くらい泣いたり(ほんとに泣いた)夢じゃ無いのかって隣の部屋で右往左往したのだけど、だんだん腹立ってきた。
ここ私の家なんですけど?!
何勝手に入ってきてゴミ箱漁るならまだしも図々しくまな板の上に上がりこんでんだ流しにもアボカドの皮あったじゃねーか。
感情の流れ整理すると
恐怖→怒り→殺意の順。
殺意ピークに達して覚悟決めて殺虫剤片手に乗り込んだ。
吹きかけた瞬間、ヒラリと舞って消えるG。絶望する私。
地団駄踏みました。
人ってほんとにテンパると地団駄踏むんですね。この年で。自分でビックリしたわ。
でも私の地団駄がかなりデカかったもんで、隠れてたGがビクゥッってした。それでわかった居場所が。
…どうせならもがき苦しめ…!!!
その場にあったジ○イ掴んでぶっかけた。
もがき苦しむG。かなりエグい。
見たくなくて風呂場から風呂場用洗剤(泡だつやつ)取ってきて吹きかけること約1分。
退治はできたが床がエライことになった。
まな板と計量スプーンは捨てた。
白い泡に覆われた亡骸を始末する時、鳥肌が止まらなかった。
その夜は湯船に浸かっても脳裏に焼きついた光景で思い出し鳥肌。
今でもアボカド見るとGのこと思い出す。
今年は遭遇せずに済むだろうか…
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